この記事の内容
- なぜNFTアートが売れないのか?
- NFTアートが売れるためには何をすればいいのか?
- 具体的な売れるコツや成功事例は?
こんなNFTを収集しています。
・NFTコレクション約100点(CNP、LLAC、APP、クリプトJA、MHS他)含み利益3桁万円
・日本最大仮想通貨/NFT投資オンラインサロン ICLメンバー α – Standard
・投資信託歴20年
【たった5分で500万円完売】
500万円分のNFTがたった5分で完売したマーケティング裏話。
昨日発売したLINE NFT「LLAC KODONA」シリーズが、発売開始からたった5分で完売しました。
もちろん「いきなり発売してたまたま完売しました」ではありません。… pic.twitter.com/ZGENdXoAtf
— しゅうへい |Shuhei Murakami (@shupeiman) August 26, 2023
500万円分のNFTがたった5分で完売してました。
去年あたりからデジタルアートの新たな波としてNFTアートが登場し、多くのアーティストや投資家たちの注目を集めています。
しかし、2023年8月現在で、NFT冬の時代と言われていますが、この新しいフロンティアに足を踏み入れた多くのクリエイターや副業で参入した方たちなどが直面している問題は、自分の作品がなかなか売れないという現実です。
これはなぜなのでしょうか?そして、どうすれば成功へと導くことができるのでしょうか?
この記事では、NFTアートが売れない具体的な理由と、それを克服するための具体的な解決策について深掘りしていきます。
NFT市場における売上を向上させたいクリエイターや、NFTに投資を考えている方々に、有益な情報となることを願っています。
NFTアートが売れない理由を検証6選
NFTアートが売れない理由は現状では下記の6選が主な要因です。
売れない理由
- NFTアートの市場規模が小さい
- 作品を知られていない
- コミュニティーが出来ていない
- 値段が高すぎる
- 初期ミントでしか売れない
- マーケティングができていない
①NFTアートの市場規模が小さい
(※参照 OpenSea)
これは、NFTのコンセプトや価値が一般の人々に十分に理解されていないこと、また、NFTを購入するための仮想通貨購入やウォレットなどの設置などの技術的なハードルが存在することが主な要因として考えられます。
日頃ネットにアクセスしない顧客へのリアルイベントなのでのPRや作品を販売する際に、購入方法をわかりやく説明することなどが大事です。
②作品を知られていない
あなた自体、あなたがNFTアートを売っていることが知られていないので、購入までにつながりません。
バンドを例にとると、とてもいい楽曲ができてこれは売れる!と思っても、何もしなければ売れません。売るためにはまずは告知、ライブを開催して知ってもらって現地でCDを売るなどをする必要があります。
まずは、あなた自身を知ってもらってそのNFTアートを一人でも多くの方に知ってもらうことが必要です。
今の時代の広告費をかけなくてもX(旧ツイッター)やインスタ、TikTok、YouTubeなどで拡散し、NFTアートを存在を知ってもらうことが大事です。
今成功している方々は既にインフルエンサーとして活躍している人が関わっているプロジェクトがほとんどです。
③コミュニティーが出来ていない
イケハヤ氏によると、成功していないNFTプロジェクトはファウンダーが情報発信をしていておらず、放置さらに無くなってしまったプロジェクトもあるということです。
事実成功しているNFTアートのCNPやLLACなどはファウンダーが毎日、X(旧ツイッター)やX内でのセミナー、Discord、Voicyでの音声配信をほぼ毎日やっています。よく売れているNFTアートは作品の良さだけでなくコミュニーティ運営もかなり重要ということになります。
④値段が高すぎる
あなたは既に影響力がある方で、将来的にもちゃんと継続するプロジェクトと認識されていれば、1ETH(約24万円)ぐらいからでも売れます。
なぜなら1ETHで買っても将来値上がりの可能性もある資産価値のあるNFTアートになるからです。
でもまだ何者でもない方がNFTアートを売るのであれば最初は0.001ETHから0.01ETH(240円〜2400円)ぐらいからお手軽に購入できるようにするのがおすすめですよ。
ここで認知度を上げて、このNFTアートは人気!といういうに認知されると今後の展開がやりやすいです。
⑤初期ミントでしか売れない
なぜなら、NFTアートを購入している方の多くは、価格が高騰することを期待してNFT転売で稼ぐことを目的にしている方が多いからです。
初期の販売した価格を下回るミント割れになるとどんなにいいNFTアート作品でも売れなくなります。
初期ミント後に価格が上がれば海外勢などが多く購入するので売れるようになります。
作品良し悪しは当然ですが、いかに価格が上がる人気のNFTになりそうかということをアピールする必要があります。
⑥マーケティングができていない
というのも、NFTアートにも流行り廃りがあります。
2022年はSNSのアイコンにするNFTアート作品が主流でしたら今はNFTをアイコンにする人は減ってきています。
どんなジャンルのNFTアートが売れているか、トレンドなどをチェックしながら作品を出すのが売れるコツです。
目的は変わってきていますが、売れているNFTアートは下記となります。
ポイント
- ジェネラティブなNFTアート
- キャラクターやイラストをモチーフにした作品
- かわいい女の子やかわいい動物 カワイイ(Kawaii)系
- 音楽や音声をモチーフにした作品
ちなみに、海外と日本では売れるNFTアートのテイストはやや違うので比較してみましょう。
海外はあまり可愛くない人物や動物でも売れています。
もちろん、NFTアートの売れ行きは、作品の質やトレンドなどによって左右されます。しかし、上記のジャンルの作品は、一般的に売れやすい傾向があると言えるでしょう。
NFTアート売るための解決策10選
NFTアートが売れないと悩んでいる方が、売るための解決策10選は下記の通りです。
- コンセプトの統一
- イーサリアム(ETH)で出品
- SNSでの露出増加
- 映える作品の制作
- トレンドを把握
- マーケティング活動
- 他のアーティストとのコラボ
- 適切な価格設定
- ALの配布
- Giveawayをやってみる
順を追って紹介してますね。
①コンセプトの統一をしよう
売れるNFTアートはコンセプトがしっかりしています。
なぜなら、作品群に一貫したコンセプトやテーマを持つことで、ブランドイメージを強化し、コレクターの興味を引きつけやすくなるからです。
ブログも特化型がいいように、NFTも何か一つのコンセプト、キャラクターに特化した方がいいです。
下記は、LLAC(Live Like A Cat)ですが、猫をテーマに、猫の様に生きようというコンセプトで統一されて国内で人気のNFTアートになっています。
私のような疲れたサラリーマンなどは共感できるコンセプトですよね。
共感持ってもらえるもの、エモいものなどでコンセプトをちゃんと考えて展開するのが大事になります。
②イーサリアム(ETH)で出品
OpenSeaなどのマーケットプレイスで販売するときは、仮想通貨はETH(イーサリアム)で出品がいいです。
なぜならガス代が安くPolygonや最近ではビットコインなどでも販売できますが、流通しているNFTアートのマーケットはほぼETH(イーサリアム)だからです。
私もはじめてNFTアート販売したときは、Polygonにしましたが売れませんでした。
メインターゲットはイーサリアムです。
あのイケハヤさんも、polygonはお試し、本気ならイーサリアムで売ろう!
と過去言っております。
よし、撮りました!
・正方形で作ろう!
・polygonはお試し、本気ならイーサリアムで売ろう!
・コントラクトとIPFSについてマニアックすぎるVoicyになりつつある。。
【クリエイター向け】NFTを売るなら、これ抑えておこう! – イケハヤhttps://t.co/8dOpcJhNUR#Voicy
— 🍺 ikehaya (@IHayato) October 4, 2021
③SNSでの露出増加
自身のNFTアートの露出を増やすために、SNSプラットフォームを利用して宣伝活動を行うことが効果的です。
これは、説明しなくても当然のことですよね。
X(旧Twitter)、インスタなどのSNSは多数のユーザーが利用しているため、NFTアートの露出と認知を急速に拡大できますよね。
特にNFTとSNSを組み合わせることで露出を効果的に増やすことができます。っていうか、これやらないと売れないと思います。
さらに、成功しているプロジェクトは音声配信のVoicyもやっています。
④映えるNFTアートの制作
NFTアートの主要な魅力の一つは、そのオリジナリティです。
独自性と創造性が高いアート作品は、バイヤーにとって魅力的であり、売り上げの可能性が高まります。
私が超ビギナーなころに作ったNFTアートは全く映えなかったので当然注文されませんでした。
作るなら映える作品が絶対いいです。
今日もめっちゃ可愛いピンクAICCCですーー💙❤️
何か映えるお菓子を持ってますね😻
NFTのキャラになりそう🤖🌐 pic.twitter.com/a7nKRw35M4— クリプトキャット | NFT | Crypto Cat Club|Crypto Smile Club (@cryptocatclubb) August 24, 2023
⑤トレンドを把握
前項でも軽く説明しまたが、NFTアートを広く売るためにやはりトレンドを把握して実践することが大事です。
売れるNFTアートの特徴
- ジェネラティブなNFTアート
- キャラクターやイラストをモチーフにした作品
- かわいい女の子やかわいい動物 カワイイ(Kawaii)系
- 音楽や音声をモチーフにした作品
特に、かわいい女の子やかわいい動物 カワイイ(Kawaii)系 は人気でしばらくはこのジャンルがいいと思います。
このクールガールは根強い人気を誇っています。
CoolGirlNFT#065をお披露目!
こちら9月3日の21時までオークションをします!キャスケットと落ち着いたグリーンがよく似合う、大人CoolGirlです✨恒例の一言企画ですが、今回は9月30日にリリースされる、CoolGirl Ordinalsの確定AL権をプレゼント!
詳細はリプへ↓https://t.co/stwIgA09BG pic.twitter.com/9xKW9E9hhf— imoto@CoolGirlNFT (@imoto_akira) September 1, 2023
⑥マーケティング活動
NFTアートの販売に限らずすべての商売に大事なのは、マーケティングです。
ついこのマーケティングをなにもせずにやりたいこと、売りたいものを売りたくなるので要注意です。
なぜなら、マーケティング=市場調査は、データに基づいた戦略を考えることができるからです。
どんなNFTが売れているかチェック
売れている販売価格をリサーチ
NFTコレクションのボリュームをチェック
誰のために何のために売るのか決定
売れ筋コンセプトを調査
リサーチをもとにNFTを制作
PR活動をやりまくる
何事もそうですが、段取りが8割です。
しっかりマーケティングを行って、需要と供給をちゃんと合うものを世に出しましょう。
本格的にマーケティングを学びたい方は、森岡 毅・今西 聖貴著の「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 」がおすすめです。
⑦他のアーティストとのコラボ
他のアーティストとのコラボレーションを行うことで、新たなファン層を獲得することができます
まだ無名なうちはメジャーな方とのコラボは難しいですが、まずは同レベルのアーティストやプロジェクトと協同するのもありです。
CNPのように著作権フリーのプロジェクトもあるのでそういった人気作品から派生させるのもいいでしょう。
ファンアート的な取り組みで成功している事例もあります。
「CNP Jobs(CNPJ)」は大人気のNFTコレクション、CryptoNinja Partners(CNP)のファンアートで成功しました。
でNFTでの成功事例が紹介されているので興味あるかたは手にとってみてください。
⑧適切な価格設定
NFTアートの販売価格は、最初は0.001ETH(約250円)で売出しがおすすめです。
なぜなら、ここ最近のジェネラティブ系アートは、この価格で売り出すケースが多いからです。
この金額であれば多くの方に手にとってもらうことができます。
NFTを購入できる人はまだまだ少ないので既に購入している方たちに知ってもらうことが大事です。
そこそこメジャーなってから、1点ものなどの作品で、0.1ETH(約25000円)、1ETH(約25万円)で販売しましょう。
⑨ALの配布
AL(アローリスト)は、NFTアートの一般販売前に、優先的に定価で購入する権利のことです。
人気プロジェクトではほぼALを配布して、そのNFTを大事にしてくれる方々に販売して成功しています。
ALの配布先は、既に人気の安定しているNFTのプロジェクトのメンバーに配布するケースが多いです。
なぜなら、そういった方々は、NFTの購入方法もしっているし、ガチホしてくれて価格が安定するからです。
ALの配布方法は様々で、具体的な手法はプロジェクトにより異なりますが、参加型イベントでの配布やTwitterでのフォロー・リツイートを通じて抽選することがお多いです。
下記でALについてまとめていますので興味ある方はご確認ください。
⑩Giveawayをやってみる
Giveawayを実施することは、NFTアートを売るために効果的な戦略と言われています。その理由として以下の点が挙げられます。
Giveaway企画を行うと、参加条件として「リツイート」と「フォロー」をお願いできるのでこの結果、アーティストやNFTコレクションのフォロワー数が増加することができます。
また、多くの人々に拡散されるので、新しい層の人々にも自身の作品やコレクションを知ってもらえる可能性が大きくなるんですね。
私も過去Giveaway企画に何度が応募して、抽選に当たって、NFTアートをゲットしたことがありますが、やはり当選するとそのプロジェクトの作品を応援したくなりましたよ。
NFTで稼ぎたい方は下記の記事もご参照ください。
NFTアートが売れないと嘆く前に参考にすべきプロジェクト
①CNP(CryptoNinja Partners)
CryptoNinja Partners(CNP)は、人気コレクションの「CryptoNinja」をモチーフにしたジェネラティブNFTです。
「CryptoNinja Partners」(CNP)を参考にすることで、NFTの成功への道筋が明確になる理由はいくつかあります。
なぜなら、CNPは日本の国産NFTコレクションとして注目されており、販売開始からわずか1時間で22,222体が完売するなどの成功実績があります。
CNPは「Ninja DAO」というコミュニティによって運営されており、この強力なコミュニティのサポートにより、その成功を築いたのは超参考になります。と言っても簡単には真似できませんが。
CNPについては下記の記事で紹介してますので、興味ある方はチェックしてみてくださいね。
②LLAC (Live Like A Cat)
「LLAC (Live Like A Cat)」は、多数のNFTプロジェクトの中でも大きな成功を収めた例として知られています。
成功の背景には、いくつかの特定の要因や戦略があるのでNFTアートが売れないと悩んでいる方の参考になります。
LLACは単にNFTの販売を目的とするだけでなく、「猫のように生きる」というライフスタイルを提言し、保有するユーザーに対するメリットを最優先として考えていました。
このアプローチにより、ユーザーとの強い関係を築き、LLACの理念が伝えることができて成功しました。
「ガチホ」を重視したAL配布といった、効果的なマーケティング施策も成功の理由かと思います。
しゅうへいさんとイケハヤさんが関わっていたのも信頼度もあり大きいですね。
詳しくは下記の記事をご参照ください。
③クリプトJA(CJA)
クリプトJA(CJA)も新しい形のNFTアートを売るための参考になるプロジェクトです。
個人的にはファウンダーのとまたとうさんの熱意と夢がいいんです。
一般的にクリプトJAが参考になる理由は下記のとおりです。
- コミュニティの重視 クリプトJAは、農家と消費者のつながりを強化することを目的としています。NFTを購入したホルダーは、農業に関する相談や農作物の直販所への出品など、様々な特典を受けられます。また、コミュニティメンバー同士で助け合うことで、NFTの価値を高めていきます。
- 実ビジネスとの連携 農作物や農業体験などのリアルなサービスも提供、NFTと農作物をセットで販売したり、農業共済や新規就農の支援など、web3.0の概念で農業を革新していく予定です。
- 長期的な展望:クリプトJAは、47,000体という国内最大規模の発行数を持ちますが、一度に全てを販売するのではなく、10年かけてコツコツと販売していく計画です。NFTをランダムに配るのではなく、コンセプトを理解してガチホしてくれる仲間に渡していく戦略です。
下記の記事で詳しく紹介していますので興味ある方はご覧くださいね。
④My HERO Sidekicks(MHS)
My HERO Sidekicks(MHS)は、X2E-DAOに関連するNFTプロジェクトとしてNFT以外の視野が広くなります
ファウンダーのaki社長のキャラクターが信頼度が高くWEBX2E-DAOの強固なコミュニティとなっていて、MHSの成功の背後にある要因です。
X2E-DAOについては下記の記事で簡単にまとめています。
NFTアートの売り方始め方手順
NFTアートを販売する際の基本的な手順は以下のようになります
- NFT作品の作成: まず、アートをデジタル形式で作成します。例として、イラスト、ドット絵、音楽、写真などが挙げられます。
- NFTマーケットプレイスの選択: 複数のNFTマーケットプレイスが存在するため、目的に合ったマーケットプレイスを選択します。OpenSeaがメジャーです。
- マーケットプレイスへの登録: 選択したNFTマーケットプレイスにアカウントを作成し、登録します。
- コインチェックでイーサリアムを購入:イーサリアムが必要なので取引所で購入します。私はコインチェックを利用しています。
- メタマスクにイーサリアムを送金:メタマスクというネット上のウォレットにイーサリアムを送金します。
- 作品のアップロード: OpenSeaにNFT作品をアップロードし、詳細情報や価格を設定します。
- 販売の宣伝: 作品をより多くの人々に知ってもらうために、SNSやブログなどを活用して宣伝活動を行います。
- 販売: 購入希望者が現れたら、マーケットプレイス上で取引を行い、売上を受け取ります。
NFTアートの販売には、「NFT作品を作って販売する方法」と「NFT作品を購入して転売する方法」の2種類ありますのでご注意ください。
コインチェックでイーサリアムを購入送金する方法は下記をご参照ください。
NFTアート売れない対処法まとめ
NFTアートが注目を浴びているものの、多くのクリエイターがその販売に困難を感じているといいます。
売れない原因としては、今回の記事でも説明しましたが、市場の規模が小さい、コンセプトが不明確、価格設定やマーケティング戦略が不適切などが要因なんですね。
しかし、この状況を乗り越え、NFTアートを成功させるためのコツも上記で解説した通り、色々ありますよ。
今回紹介したこれらの方法を取り入れることで、NFTアートの売上向上の可能性が見込まれると思います。
今後もNFTアート市場は変動が予想されますが、適切な戦略と努力で成功のチャンスをつかみましょう。
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